「JAAAは、激変する広告業界を支え、業界をリードするエンジンとなる」

 

我々JAAAは昨年度、変革の時代を迎えた広告業界の将来の発展のために「ビジョン2018」を掲げ、新たなスタートを切りました。今年2019年度は、ビジョン達成の「ホップ/ステップ/ジャンプ」の2年目として、スローガンは変えず、さらに積極的に活動を進めてまいります。

 

今期はビジョン達成の2年目として以下のアクションプランを具体化し、来期2020年につなげるための施策を検討、推進していきます。

1)業界全体をつなぐ「協働スキーム」の強化

広告業界の抱える課題は、もはや単体では解決することが難しい。よって、委員長会議での委員会の横のつながりや、広告他団体との大きな枠組みを通じて、業界の課題(働き方・若者対策・メディア活性化・広告の魅力発信など)を協力して解決する体制を強化する。

2)「人材育成」のための新たなチャレンジ

全ての委員会の共通課題として、次世代を担う若者の「人材育成」をテーマに活動を推進。
若手に向けたクリエイティブセミナーの実施、学生に向けたPR施策の検討と具体化を通じて、これからの広告業界を支える人材の育成を実行し成果を上げる。

3)「デジタル」への対応強化

大きく変化するデジタル領域において、業界全体のデジタル領域が健全に成長すべく課題解決に努める。JAA・JIAAとの協働でネット広告の品質課題における解決スキームを具体化し、またデータマーケティング領域での業界共通のテーマ研究を推進する。

4)「働き方改革」のさらなる推進

円卓会議を継続、制作領域に続いてデジタル領域への拡大、全国の広告業協会への展開等を推進。さらに長時間労働削減だけでなく、様々な働き方を視野に入れた施策を検討する。

5)「メディアビジネス」の活性化

他団体との協働、JAAとの連携等を強化し、メディア領域の成長を支える施策を推進。セミナーや勉強会を通じて広告会社現場の「提案力強化」を推進する。

6)「クリエイティブ」の強化

クリエイティブこそが業界の成長を支える柱と位置づけ、広く世の中に広告業界のクリエイティビティをアピールすると同時に、特に若者に対し広告クリエイティブの魅力を伝える施策を推進する。

7)「PR戦略」の再構築

魅力ある広告業界づくりのために協会の広報戦略を再構築し、世の中への広告の魅力アピールと、会員社への情報提供力を強化する。また、昨年改訂したHPと会報を連携するなど、会員社への情報発信のための新たな施策を検討する。