当協会の前身である日本新聞放送広告業者協会の幹事長として、我国広告業界の近代組織化を図り、その質的向上によって今日の広告産業を築きあげた、故吉田秀雄氏(元電通・社長)の偉業と功労をたたえ、氏の業績を永く記念する為に、昭和39年に制定されたものです。

選考基準
(1)広告業界の向上、発展に寄与した方
(2)業界の業務研究並びに実践において実績の顕著な方
(3)営業、媒体、制作、マーケティング、調査、総務、経理など職種の如何を問わず、優秀な成績をあげた方で、管理者、一般社員であることを問わない。受賞者の選考範囲は本協会会員社に属する個人、及びグループとする。

第47回吉田秀雄記念賞受賞者(所属・役職は受賞時)

[個人賞]

■俣木 盾夫 氏
(株式会社 電通 相談役)

 

 

 

 

 

 

〔略 歴〕
昭和37年 3月  立教大学文学部 卒業
37年 4月  株式会社 電通 入社 東京本社営業局地方部勤務
54年 1月   同社 新聞雑誌局地方部長
57年 1月   同社 新聞雑誌局中央三部長
60年 10月   同社 新聞雑誌局次長兼中央部長
62年 6月   同社 新聞局長
平成 3年 4月   同社 営業局長
5年 6月   同社 取締役
7年 6月   同社 常務取締役
9年 6月   同社 専務取締役
11年 6月   同社 取締役副社長
12年 6月   同社 代表取締役副社長
14年 6月   同社 代表取締役社長
19年 6月   同社 代表取締役会長
23年 4月   同社 相談役  現在に至る
〔協会役職他〕
平成17年5月~23年5月  当協会 理事長
23年5月~  当協会 会長 現在に至る
平成13年6月~  社団法人 日本マーケティング協会 副会長
平成17年2月~  公益社団法人 東京広告協会 副理事長
平成17年5月~  公益社団法人 ACジャパン 副理事長
平成19年5月~  IAA日本国際広告協会前会長・現特別顧問

<贈賞理由>
平成17年5月、社団法人日本広告業協会の理事長に就任。
以来、広告業の基盤を強化すべく、下請取引の適正化に向けた活動、広告主との「広告取引基本契約モデル案」の制定、業界内の個人情報保護の遵守に向けたセミナーの実施など、様々な施策を展開。その広い見識と卓越した指導力をもって、広告業界の質的発展向上・合理化に多大な貢献をされた。

[グループ賞]

■  該当なし

 

[特別功労賞]

■ 辻 正嗣 氏
(元・株式会社 協和企画 相談役)

〔協会委員歴〕
昭和54年~平成2年  教育セミナー委員会委員
昭和55年~平成9年  海外広告研修委員会委員
(平成4年 海外交流委員会に名称変更)
平成9年~平成23年  海外交流委員会委員長

<贈賞理由>
昭和54年より11年間に亘り教育セミナー委員会委員に就任。併せて、昭和55年に海外広告研修委員会(現・海外交流委員会)の委員に就任され、平成9年より23年まで海外交流委員会委員長に就任。
32年の長きに亘り、人材教育、海外研修団の派遣、海外の広告業団体との交流の促進など、協会活動の「教育と研究」の分野において、多大な貢献をされた。