第51回 懸賞論文 受賞者 大木 浩士氏

第51回懸賞論文 論文部門銀賞

課題:新しい世界と広告

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大木 浩士

博報堂

広報室CSRグループCSRプロデューサー
『“新しい世界を創る人材づくり”と広告会社

プロフィール

㈱博報堂H-CAMP 企画推進リーダー。
1968 年生まれ。栃木県出身。経営コンサルティング会社を経て、2001 年より博報堂勤務。マーケティングや広告制作等の業務を経て、2013 年に中学生・高校生を対象とした教育プログラム「H-CAMP」を立ち上げる。
2016 年に経済産業省が主催するキャリア教育アワードで、経済産業大臣賞と大賞を受賞。
著書に『博報堂流・対話型授業のつくり方』『プレゼン指導の基礎ガイド』(東洋館出版社)がある。

受賞コメント

この度は栄誉ある賞をいただくことができ、たいへん光栄に思っています。
実は2001年度にも懸賞論文に応募しており、その時も銀賞をいただきました。前回の論旨は「広告業界はコンサルティング領域に進出すべきだ」でした。今ではそれが当たり前になっています。
今回の論旨は「広告業界は教育や人づくりの分野で社会に貢献すべきだ」になります。それが将来当たり前になることを切に願っております。業界の価値を世の中に示す、大切な機会になると思うからです。

審査員からのコメント

広告会社のビジネスプロセス自体がこれからの時代の人材を育成する「教材」になりうるという筆者の指摘は、私にとっては目から鱗でした。確かに広告会社の仕事は1つ1つの課題にオーダーメイドで取り組み、他の人と協力しつつ課題を乗り越えようとするものです。こうした力を身に着けた若い人が多く育てば、日本社会ももっと発展するかもしれません。筆者自身の実践に敬意を払いつつ、広告業界の社会貢献の在り方に思いをはせました。

ADKマーケティング・ソリューションズ
宇賀神貴宏

いま日本の教育界に切実に必要とされている、「思考力・判断力・表現力」を養う学びの実践。この3つは広告人が仕事で日常的に駆使している力そのものである、という作者の着眼と、数年に渡る教育界での活動を踏まえた具体性のある提言で、非常に読み応えのある論文でした。新しい世界を作るのは新しい世代。より良い明日を作るプラスの循環に我らが業界が貢献できる将来を望みます。

電通 松本彰子

今後国が目指す教育方針と現状とのギャップを埋めるには、人が資産である広告会社が綿々と培ってきた経験やスキルが貢献できるという本稿のテーマと論旨にはよどみや飛躍をまったく感じず、強く深く引き込まれました。まさに「新しい世界と広告」のテーマに独自の視点と切り口で、真正面から取り組んだ論考です。そして、この取り組みの先には、プラットフォーマーとは別のベクトルで広告会社が生活者と広告主をよりよくつなぐために取り組むべき方向性も指し示してくれているように感じました。

東急エージェンシー 飯塚久哲

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